電動リール用バッテリーの自作方法(テスト)
電動リール用バッテリーって高すぎる!電動リール本体が5万円以上するのに、純正バッテリーが5万円以上するとはキツい。そんな釣り人の悩みの解消のために、このガイドをまとめました。
この記事では組立時間10分、予算約9千円〜1.1万円で長時間使える電動リール用バッテリーの作り方をまとめています。
材料一覧・組立て方まで写真で分かりやすく解説していきたいと思います。
市販バッテリーの問題(重い・高い・もたない)
電動リールの電源は「船の電源を使う」と「バッテリーを持参する」の2つの方法があります。
しかし船の電源は「安定しない」「大人数で使うと電圧が足りなくなる」という理由で電動リールメーカーからは非推奨となっています。
バッテリーを持参するとなると3種類から選ぶことになります。
- 鉛バッテリー
- 純正リチウムイオンバッテリー
- 互換リチウムイオンバッテリー
①鉛バッテリー
鉛バッテリーは車のバッテリーのようなものです
- メリット:安い(1万円程度)
- デメリット:重すぎて(約4Kg)船への持ち運びが大変
②純正リチウムイオンバッテリー
電動リールメーカー(シマノ・ダイワ)から純正リチウムイオンバッテリーが出ています
- メリット:軽い(約1.7Kg)
- デメリット:高い(5〜6万円)
③互換リチウムイオンバッテリー
Amazonなどでは互換リチウムイオンバッテリーも売っています
- メリット:軽くて安い
- デメリット:(商品にもよるが)バッテリーの持ちが悪い
まとめると市販品は、安いが重い鉛バッテリー、軽いけど高い純正リチウムイオンバッテリー。軽くて安いけど容量が不足しがちな互換バッテリー。
どれも帯に短しタスキに長し、です
知ってほしい「自作バッテリー」の3大メリット
では電動リールのバッテリーは、何か(値段・軽さ・電池持ち)を諦めないといけないのか。
いえ「バッテリーを自作する」という手があります。メリットは3つです。
メリット1. 圧倒的なコスト削減
純正バッテリーが5万円かかるところ、自作なら約9千円〜1.1万円で軽いリチウムイオンバッテリーが手に入ります。
浮いたお金をロッド・リール購入や、乗船代に回せます。
しかも自作といってもハンダ付けどころかドライバーなどの工具すら不要。組み立ては10分もかかりません。
メリット2. 軽くて小さい
鉛バッテリーや純正リチウムイオンバッテリーよりはるかに軽く、持ち運びが楽です。
メリット3. 長時間使える
市販の互換リチウムイオンバッテリーが3,500mAh〜5,000mAhのところ、今回の自作なら6,000mAh。
実釣では、水深50mのタチウオ釣り6時間で約50回巻き上げて、電池残量約50%でした。
そして最後まで巻き上げの力強さとレスポンスも落ちることはありませんでした。
もし数日充電できないという状況でも、中身だけ追加で購入(+約3,000円)すれば充電なしで数日間使えます
唯一のデメリット
唯一のデメリットは、電動リールに問題が起きたとき、純正バッテリー利用時以外は保証外となってしまうことです。(互換バッテリーも同じ)
各種バッテリーのメリットデメリットまとめ
| 項目 | 自作 | 鉛 | 純正Li | 互換Li |
| メリット | 安い 軽い 大容量 | 安い | 軽い | 安い |
| デメリット | リールが 保証外に | 重い | 高い | 小容量 リールが 保証外に |
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電動リール用バッテリーの自作ガイド
このガイドで得られること
- 市販5万円級の使い勝手を約9千円〜1.1万円で実現
- ハンダや工具は不要。10分で完成
- 実釣検証:タチウオ釣りで1日使っても問題なく稼働
- 安心の大容量。予備パーツを持っていけばさらに万全
- ネットで買える材料リスト
- 【おまけ】Amazonのレビューやらせ商品を見抜く方法
コンテンツ内容
- 第1章:材料リスト(ネットで購入可能)
- 第2章:10分で完成の手順(写真あり)
- 第3章:実釣レビュー&耐久テスト(太刀魚1日船での使用結果)
- 第4章:充電・保管・メンテ(長持ちさせる保管法)
- 第5章:FAQ(対応リール、船電源との比較)
【ダイジェスト】
必要パーツはネットで買える3つだけ。組立ては工具がいらず10分で完成します。
実釣では水深50mのタチウオ釣り6時間で残量約50%を確認。
巻き上げの力強さとレスポンスが落ちることもなく、安価で携行性の高いバッテリーが手に入ります。
ここから先は有料記事になります。最初の10名様は300円となります。(以後値上げ予定)
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