【初心者向け】船釣りであると便利な道具8選|快適&安全な釣行をサポート


船釣りに通うことで、あると便利なアイテムが分かってきました
初めての船釣りに挑戦するとき、私の悩みはこうでした「最低限の道具はレンタルで揃うけど、実際には何を持って行ったら安心なの?」
この記事では、50回以上船釣りに行った筆者が実際に使って「これは便利・快適!」と感じたグッズを8つ紹介します。
レンタルでは補えない部分を自分で揃えることで、初心者でも快適に、そして安全に釣行を楽しむことができます。
1. 釣り専用ハサミ ― PEラインもスパッと切れる
普通のハサミではPEラインがスパッと切れず、余計に時間がかかります。
釣り専用ハサミならサッと切れるので、仕掛け交換もスムーズ。
さらに、「血抜き」のために魚のエラを切りますが、切れ味鋭い釣り専用ハサミだと、楽にザクザク切れます。鮮度を保つうえでもぜひ持って行きたい道具です。
またえら切りなどで、ハサミは塩水に触れることになり、普通のハサミはサビが浮いてきます。
釣り用ハサミはサビ対策がされているので切れ味が落ちません。
私が使っているのはこのハサミ。少し大きめなので船の上でも扱いやすいところが気に入っています。

2. フィッシュグリップ ― 魚を安全にホールド

釣れた魚は想像以上に暴れます。また手で触れると危険なオニカサゴなどが釣れることも。
タオルを使う手もありますが、より便利なのは、フィッシュグリップを使うこと。
また、写真撮影でも重宝します。
魚をしっかり固定できるので、きれいな写真を撮ることができます。
私はこれを5年ほど愛用しています。10センチのアジから、40センチのマダイまでがっちり掴める心強い相棒です。
3. プライヤー(ラジオペンチ) ― 針を飲まれたときの必需品
魚が針を飲み込んでしまったとき、素手で外すのは至難の業。
プライヤー(ラジオペンチ)があればサッと安全に外せます。
例えば太刀魚は歯が鋭く、不用意に針を外そうと指を入れると、スパッと切れます。
また、フグ噛む力が強く指を噛み切ってしまうほどの力だとか。
なのでそういった魚を釣るときは、プライヤーは必携となります。
私が使っているのはこのプライヤー。大きめなので、歯が指に当たるリスクなく、針を外すことができます。

4. 尻手ロープ ― 高価な道具を海に落とさないために
「気づいたら竿が海に…」これはときどき見かける光景です。
おまつりした(隣の人と仕掛けが絡んだ)時に、仕掛けをほどくのに集中するあまり、竿を落としてしまうことが多いようです。
だいたいは、糸をたぐれば竿を回収できますが、手を離すとおしまいです。
高価な電動リールを付けていたら泣くに泣けません。
それを防ぐのが尻手ロープ。竿の根元にマジックテープで取り付け、反対のフックを船上の重いものに引っ掛けます。
これで竿を落としても回収可能。
活躍する場面にならないに越したことはないですが、万一のための保険として安いものでもいいので買っておくと安心です。
私はAmazonで安かったこれを使っています。

5. クッション ― 船上の長時間を快適に
船釣りは数時間〜1日がかり。船の座るところは固いので、腰やお尻に負担がかかります。
クッションがあるだけで疲労度は大違い。
体が楽になると集中力も続くので、釣果アップにもつながります。
特に40代以上のお父さんにおすすめです。
私は荷物を運ぶバッカンにちょうど収まるDaiwaのこのクッションを使っています。
船が移動するときの風で飛んでいってしまうため、先ほどの尻手ロープでバッカンにつないでいます。

6. 防水バッグ ― 荷物を潮や雨から守る

船の上は想像以上に濡れます。
ポイントに行くとき、帰るときに船が速度を上げると、水しぶきがかかるので。
スマホ、財布、鍵など釣り中に使わないものは、コンパクトな防水バッグにひとまとめにしておくと安心です。
加えて、かさばる釣り道具やタオルなどは、次に紹介する防水バッカンで運ぶのが楽です。
私が使っている防水バッグはアブガルシアのもの。すっきりスマートながら防水はバッチリです。

7. バッカン(タックルバッグ) ― 荷物の整理と持ち運びがラクに

船釣りは道具が多くなりがち。仕掛け、ハサミ、フィッシュグリップにタオルなど。
そんなとき頼りになるのが「収納用バッカン」です。
このタイプのバッカンは水や汚れにも強いのに開け閉めしやすいのが特徴。
水が入らないようふたをした状態からでも、すぐに中身を取り出すことができます。

8. アクションカメラ ― 感動の瞬間を記録

釣っているところを動画に撮っておくと、あとでまたそれを見て楽しめます。
釣った時の興奮がよみがえって面白い!!
また、船の上ではドタバタして気付かなかった、自分の竿さばきの癖が分かったり、よく釣れる誘いが分かったり、と勉強にもなります。
釣りの動画撮影に使うカメラの大敵は、熱停止です。
せっかく大物が釣れたのに気がついたらカメラが止まっていた、となると、泣くに泣けません。普通の動画と違って撮り直しができないので。
あとバッテリーの量も大事。
船釣りは半日〜1日になるので、バッテリー1つではカバーできないことが多いので、複数準備するのが安心です。
私は熱暴走に強いと評判のDJIのカメラで、バッテリー3つがセットになったものを使っています。
真夏の灼熱の中でも熱停止したことはありません。また1日船だとちょうどバッテリーを3つ使うことが多いです。

アクションカメラ用ネックマウント ― 両手が空いて自然な映像
釣りは両手がふさがる作業が多いため、撮影は難しいもの。ネックマウントを使えば、竿を操作しながら自然な目線映像を残せます。
これは釣りYoutuberも使っているもの。柔らかい素材でできているので、自分の首に合わせて調整できるのが便利です。

✅ まとめ
船釣りはレンタルでも最低限は楽しめますが、便利道具を揃えることで釣果も快適さも格段にアップします。
初心者ほど、この小さな差が大きな体験になりますので、ぜひ少しずつでもそろえてみてはどうでしょう。