船釣りの動画撮影はDJI Osmo Actionが最強|真夏7時間、熱暴走ゼロ
帰宅して、シャワーを浴びて、ビールを開けて。
さあ今日の釣りを見返そう、とパソコンにカメラを繋ぐ。
が動画がない。いや、正確にはあります。ただ、朝の数時間だけ。
一番いいところが、まるごと消えている。
私は船釣りの興奮を残したくて、当時人気だったアクションカメラを購入しました。
そこで思い知ったのは熱問題。
真夏の船の上だと、手で触れられないほどバッテリーとカメラ本体が熱くなり、撮影が停止します。
バッテリーを外して冷ますのにも時間がかかるので、結局その釣行の最初しか記録に残せないことが続きました。
フラストレーションがたまり、気付けばカメラを持たずに釣りに行くように。
しかし、そんな状態をあっさり解消したのは、DJIのアクションカメラ「Osmo Action」でした。
この記事を読めば:
- なぜ夏の船上でアクションカメラが止まるのかが分かる
- 船釣りに向いているカメラの条件が分かる
- 買うべき構成(本体・コンボ・ケージ)が具体的に決まる
- 最新モデルと型落ちモデルのメリット・デメリットが分かる
同じ思いをしている方の参考になれば幸いです。
船釣りでのGoPro
私が最初に使ったのはGoPro HERO7でした。
陸上で使う分には問題なかった。でも船の上となると話が違いました。
手で触れられないほどバッテリーとカメラ本体が熱くなり、撮影が停止してしまいました。
つらいのは「気づけない」こと
熱で止まることに加え、それに気付けないことも厄介でした。
- 停止するときに音が鳴らない(もしくは鳴っても気づかない)
- 撮影中ランプが消えても、首から下げているので見えない
- 竿を出している最中に、撮影できているか、カメラを確認する余裕はない
だから撮れているつもりで数時間経つ。
そこから熱くなった本体とバッテリーを冷まそうとしても、間に合わない。
これを何度か繰り返して、カメラを持っていく意味がないと思うようになりました。
注記:GoProはかなり前の機種です
GoPro HERO7は2018年の製品、後述するOsmo Action 5 Proは2024年の製品、6年の差があります。
最新のGoProなら、熱対策は改善しているかもしれません。ここで比べているのは私が船の上で使っていた過去のモデルです。
【解決】Osmo Action 5 Proに替えて、止まらなくなりました

DJI Osmo Action 5 Proに替えてから、熱暴走は一度も起きていません。
一番過酷だったのは、35℃を超えた酷暑日のタチウオ釣りです。
朝7時に出船して帰港が15時。8時間、船の上です。
しかも私はネックマウントで首から下げて撮っています。
カメラは体の前に出っぱなし、日陰に入る瞬間がありません。
それでも、熱暴走ゼロ。一度も止まりませんでした。
人間の方が先にばてました・・・
残せた映像
DJI Osmoを使うようになり、全ての釣行を問題なく映像に残せるようになりました。
撮影したのは例えば
- 初めてトラフグ、オニカサゴ、スミイカ、タコを釣り上げた瞬間
- 120cmのドラゴン級タチウオを抜き上げた瞬間
- アジの入れ食い
一生に一度しかない、その魚を初めて釣り上げる瞬間を、無事映像に残せた、というだけで、買い替えた価値があったと思っています。
船釣りで効いた5つのポイント
① 熱暴走が起きない ★これが全て
私にとってこれが最重要でした。
電池の持ちも手ブレ補正も、撮れていることが前提の話です。
止まってしまえば、他がどれだけ優秀でも意味がありません。
船釣り用のカメラで一番大事なこれが、DJI Osmo Actionは完璧でした。
② バッテリー3本で1日撮り切れる

私が買ったのはDJI Osmo Action 5 Proのアドベンチャーコンボという、バッテリーが3本付いてくる構成です。
実際の持ち具合はこんな感じでした。
| 釣行 | 必要なバッテリー |
|---|---|
| 半日船(4〜5時間) | 冬なら1本で足りることも |
| 一日船(7〜8時間) | 真夏でも3本を差し替えれば余裕 |
一日船でも3本あれば足りました、余裕を持って。
③ マウントがネジ不要。濡れた手でも着脱できる

これは使ってみて快適さに驚いた点です。
ネジを回さずにマウントに着脱できます。
仕組みはこうです。
- マウント側にDJIのマグネット式マウントアダプタを噛ませておく
- カメラを近づけると磁力で吸い付く
- アダプタ側の爪を広げて、カメラを押し付けると固定される
- 外すときは爪を開くだけ
私はネックマウントで首から下げているので、バッテリー交換のたびに着脱します。
船の上は、とうぜん常に揺れています。
しかも手は濡れている。
そんな状態で小さいネジを回すのは、想像以上にストレスでした。
ついおっくうになり、バッテリー交換をサボりがちに。
しかしDJI Osmo Actionに変えてからはそんなことがなくなりました。
④ 手ブレ補正が強い
船は、止まっているときでも揺れています。
手ブレ補正がないと、見返したときに酔うような映像になります。
5 Proはここがしっかりしていて見ていても気になりません。
画質もきれいです。
ただ正直に言うと、画質は決め手ではありませんでした。
大画面でスローで見たりするわけではないので。
⑤ SDカードを忘れても撮れる
Osmo Actionは本体にメモリーが内蔵されているので、SDカードを入れ忘れても撮影が可能です。
私はSDカードを抜き差しすることなく、カメラをPCにUSBケーブルでつなぐので、SDカード忘れは起こしていません。
が、いざというときの安心感は強いです。
私の撮り方:ネックマウントで首から下げる

ちなみに私の船の上での撮り方は、ネックマウントに付けて、首から下げる、です。
私はふだん船釣りに一人で行きます。
なので誰も撮ってくれません。
三脚も試してみましたが、揺れるとすぐ倒れるし、なによりも邪魔。
首から下げると、この問題が全部解決します。
- 両手が完全に空く。竿もリールも普通に扱える
- 一人称の映像になる。魚を掴む瞬間、リールを巻く手元が、自分の視点で残る
- 設置の手間がゼロ。乗船したら首から下げるだけ
買う前に気になったのは、上下の角度がきちんと合うか。
手元も写したいし、空も少し画角に入れたい。
最初は気になって、スマホのDJIアプリにカメラの画像を飛ばして角度を確認していましたが、だんだん気にしなくなりました。
というのもこのカメラ、広角なのでちょっと角度がずれても、手元も空も両方写っているんです。
忙しい釣りの最中にカメラのことを気にせず、魚に集中できるのはかなりのメリットです。
私が使っている構成
私の船の上での装備は3点です。
① 本体:DJI Osmo Action 5 Pro(アドベンチャーコンボ)

アドベンチャーコンボには、本体に加えて以下が入っています。(6だと「エンハンスドコンボ」)
- バッテリー3個(Action 6のエンハンスドコンボだと2個)
- 充電ケース(バッテリー3個をまとめて充電可能)
- マグネット式マウントアダプタ
- 自撮り棒
エッセンシャルコンボ・スタンダードコンボというシンプルな構成もありますが、バッテリーが1個になります。
一日船に行くなら2本は必要なので、私の場合、思い切ってこのコンボにしてよかった。
ちなみに、バッテリーと充電ケースを後から単品で買い足すと、結局コンボの価格を超えるような値段でした。
また、付属してくるマグネット式マウントアダプタも役立ちました。
後述するネックマウントの構成に必須でした。
② ケージ:PGYTECH カメラケージ

万一落としたときの故障や傷を防ぐためのケージ。
正直、これは買うか迷いました。
決して安くないからです。
でも、付けてよかったと思う理由が3つあります。
1. ケージを付けたままバッテリーを交換できる
ケージの一面がパカっと開き、そこからバッテリーを交換できます。
いちいちケージから出す必要がありません。
揺れる船の上でこれはありがたい。
2. ケージを付けたまま、USB-C接続できる
USB端子のフタの上のケージ部分が開いているので、PCへの取り込みもケージをつけたままできます。
3. アルミ製でおそらく放熱性が高い
このケージはアルミニウム合金製で、製品説明にも放熱性の高さがうたわれています。
私が体験した「熱暴走ゼロ」には、このケージが貢献している可能性があります。
③ マウント:TELESIN ネックレスマウント

アクションカムを首から下げるためのマウントです。
接続の仕方
これはGoPro規格のマウントなので、そのままではOsmo Actionが装着できません。
間にDJIのマグネット式マウントアダプタ(コンボ付属)を噛ませます。
ネックマウント(GoPro規格)
↓
DJI マグネット式マウントアダプタ
↓
Osmo Action 5 Pro(ケージごと)
こうすると、ワンタッチで着脱できるようになります。
バッテリー交換のたびにネジを回す必要がありません。
一人で船釣りに行く人には、このネックマウントを使った撮り方が一番現実的だと思います。
三脚も要らないし、設置場所を探す必要もありません。
【参考】最新モデルはAction 6です
2025年11月にDJI Osmo Action 6が発売されています。
1/1.1インチのスクエアセンサー、f/2.0〜f/4.0の可変絞り、8K対応。
スペックだけ見れば明確に上です。
ただ、利用用途が、自分で見たりYoutubeアップ用で、4Kまでで足りるのであれば、価格がこなれ、発熱も少ないと思われる5 Proがコスパいいかもしれません。
ちなみに5のアドベンチャーコンボにあたる、エンハンスドコンボがありますが、バッテリーが2つになるようです。(バッテリー2個、バッテリーケース、マグネットアダプタ、自撮り棒)
気になった点・注意点
気になる点もあります。
安くはない
アクションカメラとしては高い部類です。
ただ、撮れないかもしれないカメラを持っていくストレスのほうが、私にとっては高くつきました。
本体を買って終わりではない
安心・快適に使うならそれなりの価格のケージがいりますし、首から下げるならマウントも必要です。
予算を組むときは、本体以外にもう一段見ておいてたほうが安心です。
毎年新しい機種が出る(可能性が高い)
アクションカメラは競争が激しい。
なので数年前は手に入らなかった高性能が楽しめるわけですが、逆をいうとこの先も進化が続くでしょう。
また、新機種の登場で、アクセサリーの供給が細っていくことも考えられます。
長く使うつもりなら、この点は頭に入れておいたほうがいいと思います。
ただPCと同じで、進化はいつまでも続くので、「ほしいときが買いどき」とも言えると思います。
まとめ|船釣りのカメラに必要なのは画質より「止まらないこと」
最後に振り返ります。
- 夏の船上はカメラにとって過酷。日陰がなく、下からも照り返す
- Osmo Action 5 Proは、35℃・8時間で熱暴走ゼロ。ケージ込み・首から下げっぱなしでの実測です
- 私の構成は3点。本体(アドベンチャーコンボ)+PGYTECHケージ+TELESINネックマウント
釣りの動画は、私の場合、完全に自己満足です。
Youtubeにアップするわけでもなく、家族に見せるわけでもない。
でも私にとっては一生に一度しかないこんな瞬間を残してくれました。
- 初めてトラフグを釣り上げた瞬間
- 初めてオニカサゴを釣り上げた瞬間
- 初めてスミイカを釣り上げた瞬間
- 初めてタコを釣り上げた瞬間
これが残っていてよかった。
次の釣行で、あなたの一本も残せますように。
この記事が少しでもお役立てば幸いです。
まとめ:今回紹介したアイテム
① 本体:DJI Osmo Action 5 Pro(アドベンチャーコンボ)
アドベンチャーコンボ(6ではエンハンスドコンボ)には、本体に加えて、バッテリー3個・充電ケース(バッテリー3個をまとめて充電可能)・マグネット式マウントアダプタ・自撮り棒が入っていて、これだけですぐ使えます。
② ケージ:PGYTECH カメラケージ
万一落としたときの故障や傷を防ぐためのケージ。頑丈ながら、ケージを付けたままバッテリーを交換できる便利さが魅力です。
③ マウント:TELESIN ネックレスマウント
アクションカムを首から下げるためのマウントです。DJIのマグネットマウントをかませると、ワンタッチで着脱できるようになります。




