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【25-26年版】冬の船釣りに必携の防寒具4選|初心者にもお勧め

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釣りめし酒場の店主
釣りめし酒場の店主

冬の船の上の寒さは想像以上です

冬の船釣りを快適にするのは根性ではなく適切な服装です。

結論から言うと冬の船釣りの服装は「3レイヤー × 手・足・腰の末端対策」が最適です。

これを守るだけで、気温5℃・体感0℃の船上でも快適に釣りができます。

気温は5℃でも、海の上は風が抜けるため体感温度は0℃前後まで低下
手足はかじかみ、仕掛け交換は苦痛になり、足先が濡れれば体温がじわじわ奪われていきます。

私は慣れないうちは「厚着すれば大丈夫」 と考えていましたが、
実際は逆で、厚手アウターだけでは
「汗冷え」「末端冷え」のいずれかで確実に体が冷えました。

この“冬の釣りの落とし穴”を避けるための最適解が、
「3レイヤー構造 × 末端(手・足)対策」
何度も冬の東京湾で震えながら、試行錯誤してたどり着いた結論です。

この記事では、

  • 冬の船釣りの寒さの正体
  • 防寒の正解である「3レイヤー」
  • 冷えるポイント(手先・足先・腰)
  • 寒さに負けない冬釣り服装例
  • 実釣ベースで“買って本当によかった”防寒アイテム4選
  • 冬釣りで役立つ便利アイテム

を順番にご紹介します。

冬の釣りは装備さえ整えば、1年で最も美しく最も楽しい季節 に変わります。

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① 冬の船釣りの服装は「寒さ対策」が全て

冬の船釣りに挑戦するなら、
最初に知っておいてほしい事実があります。

■ 冬の海は気温より“体感温度”が問題

地上の気温が5℃でも、
船の上では風が常に吹き抜け、
体感0℃前後 にまで下がります。

海面からの反射で冷気が上がり、
足元が想像以上に冷やされます。

■ 冷えると釣りどころではなくなる

冬に多いトラブル例:

  • 指が動かず仕掛け交換ができない
  • 足先から体中が冷えて体力が奪われる
  • 腰が冷えて動きにくい
  • 最後まで持たず「早く帰りたい…」となる

つまり、寒さは“釣りの邪魔、釣果の邪魔”をする のです。

■ 逆に、防寒が完璧だとすべてが好転する

  • 手先が動く → 仕掛け交換が楽
  • 足が冷えない → 体力が保てる
  • アタリに集中できる
  • 結果として釣果アップ
  • 家族に胸を張ってお土産を渡せる

防寒は「快適さ」だけではなく
釣りの成果を左右する“最も重要な備え” です。

② 冬の船釣りの服装で重要な“3レイヤー構造”

上半身の防寒は

  1. インナー
  2. ミドルレイヤー
  3. アウター(防風・防水)

3レイヤーで決まります。

登山をする人の記事で知りましたが、
これを守ると冬の釣りが本当に快適になります。

■ 1) ベースレイヤー(インナー):最重要

肌に触れる“最初の層”が最も大事。

  • 吸湿発熱
  • 汗冷え防止
  • 保温力

ここをケチると かなりつらくなります

今回紹介する第一精工「MCウォームムーバー」は
私にとってすでに手放せないアイテム
になってます。

■ 2) ミドルレイヤー

フリース等で熱を保持する層です。

例としては

  • ユニクロの厚手フリース
  • 薄手のダウン(ウルトラライトダウンなど)

重要なのは
“動きやすさ”と“保温力のバランス”です。

■ 3) アウター(防風・防水)

最後の砦がアウターです。

  • 海風を遮断する防風性能
  • 浸水を防ぐ防水性能
  • 船上で動ける軽量さ

意外といいのが、スキー・スノボウェア。
寒さと水(雪)に強いので、実は船釣りにぴったりなんです。

③ 冬の船釣りの服装で最も冷えるのは『手先・足先・腰』

「手先・足先・腰」は絶対に守る

冬の釣りで最初に冷えるのは
手・足・腰 の3か所です。

■ 手(最重要)

手が冷えるとこんな弊害が起きます

  • 結束できない
  • エサ付けがつらい
  • 手返しが遅くなり釣果が落ちる

普通の手袋やフリースでは
風に当たった瞬間に凍えます。

今回紹介する
シマノ タイタニューム・アルファ
はそれを防ぐ究極の「釣り用手袋」です。

■ 足

船上は水しぶきで濡れやすく、
足が冷えると 体全体の体温が奪われます

普通の長靴ではいくら厚い靴下をはいても、
寒さが足からはい上がって全身を冷やします。

シマノの
スーパーサーマルデッキブーツ
は冬の船釣りに最強のアイテムです。

■ 腰

上着とズボンの隙間となる腰が意外と冷えやすいです。
腰が冷えると姿勢が悪くなり、疲労が倍増します。これはつらいです。

私は暖かいインナーと、足りなければカイロで対応しています。

④ 冬釣りの服装“完成例”

ここまでで「どこが冷えるのか」を解説しましたが、

ここからは 実際に私真冬の東京湾で使っている“完成コーデ” を紹介します。

【上半身】

  • 第一精工 MCウォームムーバー(インナー)※今回紹介
  • 厚手フリース+ライトダウン(ユニクロなど。ミドル)
  • 防寒ジャケット(スキーウェアなど。アウター)

【下半身】

  • MCウォームムーバー アンダーパンツ※今回紹介
  • 防寒パンツ(スキーウェアなど)

【手】

  • シマノ タイタニューム・アルファ※今回紹介

【足】

  • シマノ スーパーサーマルデッキブーツ※今回紹介
  • 冬用靴下

この装備にした結果、「真冬の東京湾でも寒さゼロ」 を体験できました。

⑤ 買ってよかった防寒アイテム4選

ここまで防寒の基本原理をお伝えしてきましたが、
実際に何がよかったのかをここからご紹介します。

ここでご紹介する4つは、
私が冬の東京湾で実際に使い「買ってよかった」と思えた製品 です。

防寒アイテム①② 第一精工 MCウォームムーバー(インナー上下)

冬の船釣りで最初に揃えるべきは、
高級アウターではなくインナーだと私は思います。

今愛用しているのは
第一精工の MCウォームムーバー(上下)

一度着たら他のインナーに戻れなくなりました。

■ 冬釣りインナーに迷ったら“これ”

上半身インナー:MCウォームムーバー アンダーシャツ

上半身インナーを数釣りのタチウオ船で使ったとき、汗をかいても全く冷えず釣りの快適度が段違いでした。

下半身インナー:MC ウォームムーバー アンダーパンツ

驚いたのは、
「薄いのに、異常に暖かい」という点。

遠赤外線加工&微細裏起毛で、
着た瞬間にじんわり温まる“ぬくもり”があります。

■ 特徴

このインナーはこのような特徴があります。

  1. 遠赤外線加工が保温性を高める。
  2. 微細裏起毛の使用により保温性だけでなく、快適な着心地
  3. 身体のラインに合わせて素材が伸縮。 ダブつきがなく肌に密着するので動きやすく暖かい。また、適度なコンプレッションが身体の動きをサポート
  4. 吸汗速乾機能により汗によるベトつきや汗冷えを抑え、快適さをキープ

加えて、上下ともに2,000円以下という圧倒的コスパを誇ります

■ 実際に使って分かった“いい点”

● 遠赤外線加工の暖かさが想像以上

ヒートテック以上のポカポカ感

● 肌触りが最高

裏起毛が柔らかく、チクチク感ゼロ。

● フィット感が良い

薄いのに隙間がなく、フリースを着やすい。

● 汗をかいても冷えない

日が出て汗をかいても、体温を奪われないのが最高。

■ 気をつけたい点

● ワンサイズ上を選んだほうがいい

体に密着する作りなので、
普段より1サイズ上が最適です。

私もレビューを参考にして
上下ともワンサイズ上を買ったらジャストでした。

上半身インナー:MCウォームムーバー アンダーシャツ

下半身版はこちらです。

下半身インナー:MC ウォームムーバー アンダーパンツ

防寒アイテム③ 冬の船釣りに最強のシマノ スーパーサーマルデッキブーツ

冬の船釣りで最大の冷えポイントは “足先” です。

私は普通の長靴で寒さに苦しみながら釣りをしていましたが、
ついに水が染みてくるようになり耐えきれなくなりました。

そこで冬の釣り専用のブーツをはいたところ、天国でした。

■ 結論:冬の船釣りは“足先防寒の質”で決まる

釣り船のデッキには常に水が流れており、
足元は濡れやすく冷えやすい環境です。

普通の長靴では
水しぶき+冷気+底部の冷伝導
の三重苦で、すぐに足が冷たくなります。

そこでたどり着いたのが
シマノ スーパーサーマルデッキブーツ
でした。

釣具メーカーのシマノが作っているだけあって、冬の船釣りに求められるものが詰まっています。

普通の長靴のときは常に足が冷えていましたが、このブーツに変えてからは「足先のストレス」がゼロになりました。

シマノ スーパーサーマルデッキブーツ
シマノ(SHIMANO)
¥8,900 (2025/12/03 19:10時点 | Amazon調べ)

■ 良かった点

● 完全防水で水が染みない

完全防水でしぶきが当たってもブーツ内はサラサラ。

● 二重構造で保温性が高い

外側:丈夫なゴム
内側:クッション性のある材質
→ この二重構造で冷気が伝わらない

● 船上でも滑りにくい

ソールのグリップが滑りにくく安心。

■ 気をつけたい点

● 土踏まずのフィット感は個人差あり

私の場合ブーツの中の土踏まずが感じられず、
長い間立っていると疲れるように感じました

同じように感じる場合、土踏まずがしっかりした中敷きを買った方がいいかもしれません。

シマノ スーパーサーマルデッキブーツ
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防寒アイテム④ シマノ タイタニューム・アルファ(防寒グローブ)

冬の釣りで最も苦しむのが “手の冷え”

仕掛け交換も、エサ付けも、
指が動かないと始まりません。

最初はフリース手袋で挑みましたが、濡れて風が当たった瞬間に氷のような物体に変わりました。

そこから色々な手袋を試しましたが、
最終的にたどり着いたのがこれです。

■ 結論:手の冷えを完全にシャットアウトする手袋

シマノ タイタニューム アルファ(フルカバータイプ)

手の甲に使われている素材はタイタニューム・アルファという素材で

4層構造のクロロプレン素材を採用しています。内部には特殊コーティングされたチタン合金属(タイタニューム・アルファ)が施されており、熱反射作用により高い保温性を発揮します。肌面の特殊加工により肌との滑りが良く、素早く着脱が可能です。さらに、熱反射作用と保水せずにドライな状態を保つことで、高い保温性が実現しました。

これにより冷気と濡れによる寒さを防いでくれます。

■ 良かった点

● とにかく冷えない

風を受けても体温が奪われない。

● 水が染みない

冬の釣りではとにかく“濡れない”が最強。

● 手首まで覆うロング仕様

手首からの冷気の侵入を防いでくれます。

■ 気をつけたい点

● フルカバーは細かい作業がしにくい

フルカバーモデル(指が出ない)では、
仕掛けを変えたりエサをつけることが難しく、
グローブを外さないといけないことがありました

ルアーをひんぱんに変えるような釣りなら、
必要なときに指がすぐに出せる指出しモデルがいいかもしれません。
こんな感じです↓

注意点

指3本がつねに出ている「3本カット」モデルもあり、以前私も使っていましたが、風もある船の上では3本とはいえ常にさらされているのは寒くて辛い

寒さ対策を第一にするなら、常に全ての指が覆われる「フルカバーモデル」が私のおすすめです

種類暖かさ細かい作業濡れ対策冬船釣りの適性
指なし(3本カット)×弱い
指出し(切り替え式)普通
フルカバー(今回紹介)最強

なお、値段はどちらも約5千円と安くはないので、
長く使えるかも気になるところ。
それはこれから検証していきます。

シマノ タイタニューム アルファ(フルカバータイプ)

⑨ 冬釣りで役立つ便利アイテム(必須〜あると快適まで)

ここからは、
「なくても釣りはできるけど、あると圧倒的に快適」
という冬釣りの強力防寒アイテムを紹介します。

■ 1) 防寒キャップ(風よけ)

頭から体温が逃げる割合は大きいので、
冬は 耳まで覆える防寒キャップ が正解。
ニット帽よりも防風性のあり耳が覆えるキャップ が理想です。

■ 2) 防寒ネックウォーマー

忘れがちですが 首が冷えると全身が冷えます。

  • 冷たい風が入ってこない
  • ネック部分の隙間をなくす
  • 体感温度が2〜3℃上がる

特に船上の風は首元から体温を奪うので必須です。

■ 3) 貼るカイロ(腰・お腹・背中)

冬の船釣りで特に効果を感じるのが 腰のカイロ

  • 内臓を温める
  • 血流が上がる
  • 足先の冷えも改善

腰に貼るカイロ1枚で、
体の芯まで温まる実感 がまるで違います。

以上が“冬釣りの快適さを倍にする”便利アイテム一覧です。
すべて揃える必要はなく、
「インナー × 手袋 × ブーツ」+「耳当て付き帽子」だけで十分最強装備になります。

⑩ まとめ:冬の船釣りは“装備を揃えれば”最高のシーズン

冬の船釣りは、

  • 景色が澄んで美しい
  • 魚が脂をまとって美味しい
  • 人が少なく快適

という、実は 一年で最も楽しい時期 です。

しかし同時に、
装備を間違えると最も苦しい時期 でもあります。

冬釣りの敵は“寒さ”ではなく、
防寒対策不足 です。

■ 冬釣りを快適にするポイントまとめ

✔ 3レイヤー構造が絶対の基本

次の三層かさねが防寒の基本です。

  • インナー(最重要)
  • ミドル
  • アウター(防風・防水)

✔ 冷えるのは「手先・足先・腰」の3点

「手先・足先・腰」の3か所を守れば防寒は9割完成します。

✔ 実釣で確かめた正解アイテム

  • MCウォームムーバー(上下)
     → 冬の船釣りの最適インナー
  • シマノ スーパーサーマルデッキブーツ
     → 足先の冷え対策の決定版
  • シマノ タイタニューム・アルファ
     → 手の冷えに悩む人の救世主

✔ カイロ・ネックウォーマー・防寒キャップがあるとさらに快適

■ 良い装備は“釣果”を変える

冬釣りは、寒さを防げば集中力が続き、
手返しも良くなるため 釣果に直結 します。

  • 寒さを気にせず魚とのやり取りを楽しめる
  • 家族へお土産もしっかり持ち帰れる
  • その結果家族と一緒に冬の魚を味わえる

装備を整えた冬の釣りは、
本当に楽しいものになります。

本記事で紹介したアイテムまとめ

これから冬の船釣りに挑戦する
お父さんの背中を押す一助になればうれしいです。

この装備で、ぜひ“極寒の海を最高の思い出”に変えてください。

アイテム名防寒性能濡れ対策コスパ初心者向け度
第一精工インナー上下
シマノ防寒ブーツ
タイタニューム・アルファ(カバー)
タイタニューム・アルファ(指出し)
上半身インナー:MCウォームムーバー アンダーシャツ
下半身インナー:MC ウォームムーバー アンダーパンツ
シマノ スーパーサーマルデッキブーツ
シマノ(SHIMANO)
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シマノ タイタニューム アルファ(フルカバー)
シマノ タイタニューム アルファ(指出し)
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一児(男の子)の父で、サラリーマン。コロナ禍で休日ひまになったことから、子供の頃行った船釣りに行ってみたところ、ハマる。

釣り場は東京湾、よく釣る魚はアジ・タチウオ・フグ(ショウサイ、ヒガン、トラ)・シロギス・タコ。
釣りに行くか直前まで決められないので、一人で行くタイプ。
初めての魚にも臆せずチャレンジし、船長に教えを乞う。忠実に指導に従うせいか、初回は釣れることが多い。

重いものを持つのが嫌いなのでキャリータイプのクーラーボックスを使用。
竿・リールはレンタルから始め、徐々にそろえ中。電動リールはシーボーグ100を思い切って購入。

釣った魚は食べるまでが楽しみ。出刃包丁を買ってその便利さに驚く。柳刃包丁と万能バサミSK11も駆使して、いかにラクに魚をさばけるか研究中。
酒はビールと日本酒が好きだが、肝臓の値がよくないので泣く泣く控えめにしている。

釣りの他にはガジェット(特にApple製品)とガンダムが好き。
釣った魚とそれで作った料理をYouTubeにアップしています。

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