ダイワ シークールキャリーII 25Lレビュー|ローラーは正解、スチロールは考え直したい

満足していますが1点だけ・・・
ダイワのシークールキャリーをこの夏でちょうど3年使っています。
先に結論を書きます。
ローラー付きは大正解でした。
魚が入って重くなっても、転がすだけで運べます。
でも、軽さ重視でスチロールモデルを選んだのは間違いでした。
この記事を読めば:
- シークールキャリーを3年使った実際の感想が分かる
- スチロールモデルで夏を乗り切れるかが分かる
- 25Lがどれくらい入るかが分かる
- なぜ「軽さ」を基準にすると判断を誤るのかが分かる
結論:4つのうち、3つは大満足
| 項目 | 判定 | ひとこと |
|---|---|---|
| ローラー | ◎ | 本当に楽です |
| 25Lという容量 | ◎ | タチウオ7匹+アジ26匹が余裕 |
| 価格 | ○ | この大きさなら普通かと思います |
| 断熱性(スチロールモデル) | △ | 夏は氷がもちません |
買い物としては悪くなかったと思っています。春・秋・冬は何の不満もありません。
引っかかっているのは最後の行で、しかも製品の問題というより、私の選び方の問題でした。
買ったきっかけ

前のクーラーボックスから、ダイワのクールキャリーに買い替えた理由は、単純に壊れたからでした。
使っていたのはシマノのスペーザ ベイシス 180。
本格的に釣りをするようになってから、5年ほど使いました。
壊れたのは蝶番でした
ある日、フタのちょうつがいがぐらつくようになりました。
最初は小さな不具合だと思いましたが、実はやっかいな問題でした。
氷が、それまでとは比べものにならない速さで減るようになったんです。
保冷力というと断熱材の話になりがちですが、その前に「ちゃんと閉まるかどうか」なのだと、このとき知りました。
両開きは使いやすかった
良かった点は両側から開けられること。
船の上でクーラーボックスを置く足元は狭いので、どちらからも開けられるのは地味に便利です。
そしてダイワ シークールキャリーに

次に選んだのはダイワのシークールキャリーII。
2023年に1.4万円で買いました。
1台目より安くしかも18L → 25Lに大きくなりました。
選んだ理由は2つでした。
容量を増やしたかった
タチウオが大量に釣れたとき、18Lだと不安がありました。
7L増やせば、まず困らない。
ローラーが欲しかった
氷を入れて、さらに魚が入るとけっこう重くなります。
転がして運べるなら、そのほうがいい。
このときの判断は、2年たった今でも正しかったと思っています。
問題は、ここでもうひとつ選んでしまったものでした。それは後で書きます。
【正解】ローラー|重くても、運べます

これが一番よかった点です。
行きも帰りも持ち上げずに済みます
行きは、2Lのペットボトルを凍らせた氷が入っています。
この時点でそれなりの重さです。
それを、家から車まで転がすだけ。
しかも上に他の荷物を乗せられるので、一度で運べます。
帰りはもっとありがたい。
一日釣りをして疲れきった体で、魚と氷が入って重くなったクーラーボックスを、船から車まで運ばないといけません。
ここで持ち上げなくていいのは、本当に助かります。
段差や階段はどうか
少しの段差なら、押したまま上れます。
階段や、船に乗り込むときは持ち上げることになりますが、普通のクーラーボックスと同じ大きな持ち手がついているので、特に困りません。
ローラー付きだからといって、持ち上げにくくなっているわけではないのが、このクーラーボックスのいいところです。
【正解】25Lというサイズ|タチウオ7匹とアジ26匹もOK

2026年8月、タチウオ・アジのリレー船に乗った日のことです。
タチウオが7匹、アジが26匹。
これに氷を入れた状態で、余裕がありました。
18Lだったら、厳しかったかもしれない。
大きすぎて困ることはないか
3年使って、特にありません。
車に積むときも、船の上でも、25Lで邪魔になることはありませんでした。
【失敗】スチロールモデル|35度の日のできごと
一つだけ失敗しました。それはモデル選び。
シークールキャリーには、断熱材によって3つのモデルがあります。
- S2500:スチロール(断熱力低)
- GU2500:ウレタン(断熱力中)
- SU2500:ウレタン+真空1面(断熱力高)
気温35度の中での釣り
気温35度の8月のある日。タチウオ・アジのリレー船でした。
朝、万全を期してこう準備していきました。
- 2Lのペットボトルを凍らせたもの:1本
- 500mlペットボトルを凍らせたもの:2本
- 船宿でもらう氷
結果
氷は夕方には、全部溶けていました。
35度の船上で1日、釣果はタチウオ7匹とアジ26匹。
ペットボトルの氷は液体に戻っていました。
ただし、潮水は冷たいまま。
魚の鮮度は守れていました。
なので「使い物にならない」わけではありません。
夏だけの話です
春・秋・冬は十分足りています。
氷が溶けきってしまうのは、真夏の一日船のときだけ。
3年使って、それ以外の季節で困ったことはありません。
ただ、「夏にもう少し保冷力があれば」と思ったのは事実です。
軽さで選んだのが間違い
私のミスはここでした。
シークールキャリーIIには、スチロールモデルのほかに、ウレタンモデルと真空パネルモデルがあります。
私がスチロールを選んだ理由は、とにかく軽さでした。
でも、3年使って気づきました。
氷を大量に入れるので、本体の軽さは効きません
実際に運ぶのは、クーラーボックス本体だけではありません。
本体 + 氷(2L+500ml×2+船宿の氷) + 魚
この合計の中で、本体の重さの差が占める割合は、そんなに大きくない。
カタログの重量を並べて比べていたときは、この視点がありませんでした。
しかもローラー付きを選んでいます
運ぶ苦労を減らすためにローラー付きを選んだのに、さらに軽さを求めて保冷力を捨てていた。
ローラーがあるなら、多少重くても転がせばいい。
軽さのために断熱を諦める理由が、そもそもなかった。
これにやっと気づきました。
価格差も、大きくありませんでした
記憶では、スチロールとウレタンの価格差は、そこまで大きくなかった。
軽さのためというのが、一番の理由でした。
ただし、今は事情が違うかもしれません:
シークールキャリーIIはすでに販売終了で、現行は「シークールキャリー3」。
グレード間の価格差も当時とは違うのでご確認を。
当時の自分に伝えたいこと。
実際に運ぶのは「本体+氷+魚」。
本体だけの重さで比べると判断を誤る。
今の機種のまま、できる対策
真夏は氷が持たない問題を受け、私が取っている対策です。
2Lの氷を2本にする
一番シンプルな対策です。
以前は2Lを1本でしたが、2本にすればかなり違う。
問題は冷凍庫のスペースを確保するのに苦労することくらい。
正直なところ、今のところ他に工夫はしていません。
春秋冬は足りているので、必要を感じていないというのが実際です。
上位モデルを選ぶべき人
こんな方は、最初から上位モデル(ウレタン、真空パネルモデル)を検討したほうがいいと思います。
- 夏に何度も船に乗る人
- 一日船が中心の人(半日ならまだ持ちます)
- 帰宅までの時間が長い人 ← 私は車で30分なので助かっている面があります
逆に言うと、春秋冬がメインで、帰宅が近い方なら、スチロールでも困らないと思います。
こんな人におすすめ
✅ おすすめな人
- 駅や駐車場から距離がある人 → ローラーが本当に効きます
- タチウオ・アジなど数が釣れる釣りをする人 → 25Lの余裕
- 電車釣行が中心の人 → クーラーボックスの上に荷物を乗せて運べる
まとめ
3年使って分かったことを、もう一度並べます。
- ローラーは大正解。氷と魚で重くなっても転がせます
- 25Lはタチウオ7匹+アジ26匹が余裕
- スチロールは夏だけ厳しい。ただし潮水は冷たいままなので魚自体は守れます
- 春・秋・冬は十分足りています
- 軽さでモデルを選んだのは失敗。氷を入れる以上、本体の軽さはあまり効きません
- 夏に困ったら、まず2Lの氷を2本に
クーラーボックスは、一度買うと何年も使うものです。
そのぶん、最初の判断が長く効いてきます。
私は買い替えるほどの不満は持っていません。
それでも「あのとき、軽さを基準にする必要はなかったな」とは思っています。
これから選ぶ方の参考になれば幸いです。

