電動リール2戦目もタチウオ好調


また釣るぞ!!

ペース早くない?
船釣りを始めて1年半、タチウオ釣りを始めたことをきっかけに電動リールを購入し、バッテリーを自作し、デビュー戦に行ってきました。
初電動リールも好調で16匹も釣れ、刺身・ムニエル・炙り・しそ巻天ぷら・煮付けにして、どれもおいしくいただきました。
それが忘れられずにまた翌週タチウオ釣りに行ってしまいました。
こんなことが起きました。
- 電動リール・バッテリーは変わらず好調
- 電動デッドスローやっぱり有効
- ノンストップシャクリ絶好調
- 脂ののったタチウオはパスタ・スープ・塩焼きにすると絶品


使ったタックル・リール・仕掛け
タックル(竿)
タチウオのために初めて船釣りの竿を買いました。
選んだのは比較的手頃なダイワのタチウオX。天びん用の8:2調子(先調子)にしました。

リールは調べ回って買ったダイワのシーボーグ200J

電動リールを選んだときの体験はこちらにまとめました。

天びんはダイワのものにしました。リーズナブルなのによく釣れます。

仕掛けは船宿でおすすめのものを買うのが一番ですが、予備用にこれを買っています。

タチウオ釣行記
ポイントまで
タチウオ釣りは4回めですが今回も川崎「つり幸」から。
東京の東部からでも車で30分で行けて、早起きしなくてすむので楽です。
最初は電話が愛想がないのでビビりましたが、普段常連を相手にしているため、と気付きました。
今回の船長はベテランの方、中乗りは松坂大輔似の金髪のお兄さんです。
タチウオ釣りが初めてのグループにレクチャーして回ってました。
私も初めてのタチウオ釣りのとき、このお兄さんのレクチャーに忠実に従い10匹も釣れたので、「お兄さんの言うとおりにするんだぞー」と思いながら見守ります。
7時に出船、何度乗ってもこの瞬間はワクワクします。

船長に今日はどこに行くか聞くも、横須賀か富津かまだ決まっていないとのこと。
ただどちらにしても1時間はあるので、いつもの通り船室に移動します。
今回は先客が2人もいますが、船が大きいせいで船室も広く3人が横になることができました。
これは横になって撮ったところですが、足元と右側に一人ずつ横になっています↓

気付いたら釣り場まで1時間爆睡してました。
5時起きで睡眠時間はかなり短いですが、この1時間の睡眠でだいぶ復活できました。

釣り場まで、デッキに出ているのも気持ちいいんですが、私は船室で寝て体力温存する派です
前半は苦戦
最初のポイントは走水沖。東京湾中のタチウオ船が集結しているのか、と思うくらい船が集結しています。

右隣の若者初心者3人が、さっそく初タチウオを釣り上げます。
「うぉー、でっけー!」と喜んでいるのを見て、2か月前の自分がそうだったなぁ、と懐かしい気持ちになります。
もっとガンガン釣れるんだよと見せてあげたいんですが、まったく当たりが取れない・・・
待望の1匹目はなんと1時間後の9時すぎでした。

実釣時間は8時〜14時の6時間。
1時間に1匹のペースだと、手巻きで初めてタチウオ釣りに挑んだときの10匹を下回ってしまう・・・
隣の3人組は、指5本サイズも釣り上げて大にぎわいです、正直うらやましい。
ペースを変えるつもりで、電動リールの微速巻上げに任せてみましたが、それが当たりでした。
速度「6」にセットして置いておくと、竿先にピクピクと反応がある。

↑こんな感じで放置しておくだけで当たりが出るので
↓ガツンと針にかけて釣る。

手巻きで疲れてきた若者を尻目に、おじさんが金の力(電動リール)で釣果を増やします。
電動リールなら、おにぎりを食べながらでも、デッドスローで釣りを続けられるのが強いです。
後半戦はノンストップしゃくりで無双
残り1時間時点で釣果は9匹。
数万円の電動リールを買ったのに初回の手巻きの10匹を下回るのはヤバい(家族に言い訳が立たない)ので、船が場所を変えたタイミングでもう一度気合を入れました。
出港前に船長がレクチャーしていた「15センチ刻みのしゃくり」をトライ。
本来ならシャクったあとリールを1/8くらい巻くが、気にせず、とにかくしゃくり続けて、竿先を動かし続けることに集中。
するとあたりが続き、30分で一気に5匹を釣り上げることに成功!
店じまいモードだった隣の若者3人は、最初のうちは「おー、いい調子ですね!」と言ってくれたものの、スイッチが壊れたかのように竿を振り続ける私にやばい雰囲気を感じたのか、途中から声をかけられることはありませんでした。
なんか申し訳ない(笑)

テンヤタチウオでは「ノンストップバイブレーション」という釣り方を聞くけど、テンビン釣りでも「ノンストップシャクリ」がいいのかも
結果、この日の釣果は14匹。
大きめサイズの指4匹クラスが多く釣れたこともあり、大満足な釣行となりました。

帰港まで
今回は帰りの海も穏やかだったせいか、船室も空いていました。
船室に入って横になると睡魔が襲ってきて、気がついたら1時間後に港にいました。
夜の睡眠時間は5時間だったものの、行きに1時間、帰りに1時間船で寝ることで充分な睡眠を取ることができ、家に帰ったあとに昼寝せずに魚をさばけたのが大きな収穫でした。
釣ったタチウオを食べる!
作った料理
タチウオは骨があると食べづらいので、今回はすべて3枚におろして骨のない身で料理しました。
レシピとしては塩焼き、パスタ、スープに。指4本サイズは脂が乗っていてどれも本当においしかった。
塩焼きは3枚おろしにしたタチウオに塩をふって、魚焼きグリルで焼くだけですが、脂が乗っているのでこれがうますぎる・・・
そして3枚おろしにすると骨が全くなくて食べやすい。

パスタは、タチウオをフライパンで焼いて焦げ目を付けていったん出したあとに、ペペロンチーノ風にニンニクと鷹の爪を炒めてタチウオを入れ、そこに茹でたパスタを入れてまぜる、という工程で作りました。

これもうまい・・・
中骨が大量に出たので煮出してスープに。
まず魚焼きグリルで10分ほど焼くことで、臭みを飛ばし、香ばしさを出します。
それを水に入れてグツグツと煮るといいダシが出ます。
さらに昆布だしを少し加えて、具としてワカメ・ネギを加えてスープに。作り方も味もシンプルながら、旨かったー

釣行まとめ
電動リールを使った2回目のタチウオ釣りも、14匹といういい成績を収めることができました。
季節のせいか脂も乗っており、食べてもとても楽しめました。
そしてなんといってもタチウオ釣りを楽にするのは電動リール。購入してよかった、と思える釣行でした。

