ダイワ シーボーグ100Jの実釣インプレ!タチウオ・アジリレーでレビュー

船釣りしてると、ダイワの最小・最軽量の電動リール「シーボーグ100J」気になりますよね。
200Jを持っていた自分もどうしても気になり、100Jも購入してしまいました。
実際にタチウオ釣り・アジ釣りで使ったので、実際の使い勝手も含めレビューします。
この記事を読めば、シーボーグ100Jの長所・短所、どんな釣りに向いているか、が分かります。
買うかどうかの判断に役に立てば幸いです。

迷っていたら買い!だと思います。
本当に快適になりますよー!


ダイワ Seaborg 100J とは
シーボーグ100Jはとにかく小さく軽い電動リール。
ダイワ史上最小・最軽量の375g。前モデルのシーボーグ200Jが490gなので100g以上・27%軽量化しています。
ちなみにシマノの最軽量電動リール フォースマスター200が385g。
375gのシーボーグ100Jは、電動リールの最軽量モデルです。

ダイワ シーボーグ100Jの特徴
「Air Monster」といううたい文句のもと、軽量コンパクト化と、トルク・瞬発力を両立したのがシーボーグ100Jの特徴です。
軽量コンパクト
シーボーグ100Jの重量は375g。
200Jが490gなので持ち替えると、明らかに「軽っ!」と感じるレベルです。
また体積も200Jより20%減っており、パーミング(手のひらで包み込んで持つこと)が楽になっています。
パワフル
最大ドラグ力は7kgのパワーを持つので、ドラゴンタチウオや大鯛でも問題なさそう。
実際、後述の通りドラゴン太刀魚はまったく問題ありませんでした
ラインキャパ
ラインキャパはPE1号300m、1.5号200m。高切れを考えても深さ100mまでは余裕です。
なお、シーボーグ200Jは大きいだけあって1.5号450m、2号300m、3号200mまで巻けます。
ちなみにシマノのフォールマスター200は1号220m、1.5号150mとさらに浅場に振り切っています。
対象魚
シーボーグ100Jは、これらの性能により、タチウオ、マルイカ、アジ、イサキ、アマダイ、ヒラメ、カワハギのほか、タイラバやイカメタルまで幅広く対応できるとのこと。
ダイワ シーボーグ100Jを実際に使ってみて分かったこと

タチウオ・アジリレー船で実釣
2025年7月タチウオ・アジリレー船で実際に使ってみました。
タチウオは神奈川県走水沖の深さ50〜70m。アジは鶴見近くで深さ10mでの釣りでした。
タチウオ釣りでのシーボーグ100Jの利用
シーボーグ100Jはタチウオ釣りを想定しているようで、ダイワの公式Youtubeでも東京湾のテンヤタチウオで使っている姿を見ることができます。
私が100Jを持った第一印象は「軽っ!持ちやすっ!!」でした。
これまでシーボーグ200Jを使っていて、パワーには満足していたものの、自分が手が小さいせいか、どうにも持ちづらく、終盤には手が痛くなっていました。
タチウオ・アジリレー船で、タチウオが終わりアジに変わったら、手巻きのリールに変えていたくらいです。
それがシーボーグ100Jなら、軽さから持ち疲れすることもなく、小さく持ちやすいので手が痛くなることもありません。
気になるパワーも、指6本・120cmのドラゴンサイズ太刀魚を50mの深さから上げる機会がありましたが、全くパワー不足は感じませんでした。
シーボーグ系の使いやすいJOGパワーレバーのおかげで、アタリを感じてから手巻きでフッキング、重くなりしっかり掛かったらJOGパワーレバーで電動巻き上げ、という風にスムーズに移行できます。
正直、巻上げスピード・パワーはシーボーグ200Jとの違いは感じませんでした。
何よりよかったのは軽さと小ささのおかげで、疲れ・痛みが全く発生せず、最後まで快適にしゃくりを続けられたことです。
おかげで最後までペース良く、F4サイズを中心に自己最高の27匹を釣り上げることができました!
それでも手が全く疲れなかったのはシーボーグ100Jのおかげ。感謝です!

アジ釣りでのシーボーグ100Jの利用

アジは鶴見の高速道路下の水深10mということで、正直電動リールは不要。
ただ、私はタチウオの竿をアジでも使うので、リールを変えるのが面倒でシーボーグ100Jをそのまま使いました。
最近のアジ釣りは、底近くからコマセを巻きながら少しずつ巻き上げる「ライン釣法」が人気ですが、小さく軽いシーボーグ100Jは、そんな竿を振る釣り方でも邪魔にならず快適です。
ちなみに、東京湾のアジ釣りも水深20m〜30mのときもあり、30cmクラスが2匹・3匹とかかると、巻き上げるのが結構な労力になります。
そんなときにJOGパワーダイヤル付きのシーボーグ100Jなら、アジの口が切れない程度の巻上げスピードに調整しながら、軽々と巻き取れそうです。
ちなみに私はシーボーグ200Jを使っていた頃、同じようにタチウオ・アジのリレー船に乗りましたが、電動リールの大きさで手が痛くなり、アジ釣りに移る際に手巻きリールに変えました。
しかしアジのポイントが深いのと爆釣だったので、手巻きリールだとつらくて、あわてて電動リールに戻したものの地合いを逃すという痛い経験をしています。
今回は軽くて小さなシーボーグ100Jだったので、タチウオ釣りで手が痛くなることもなく、アジもそのままのリールで行けました。
肝心のアジの釣果は不調で5匹しか釣れませんでしたが、太刀魚も合わせれば大満足。
手が痛くなったりすることもなく2時過ぎに納竿。
総合するとシーボーグ100Jは、実際に使ってみると、一言でいって「最高!」
自分には手放せないリールになりました。
ダイワ シーボーグ100Jの強み・弱み
実際に使ってみて分かったシーボーグ100Jの強み・弱みをまとめます
強み
- 軽く・小さくて疲れにくい
→やはり船釣りのリールは、「小さい、軽い」が正義です。特に竿を振り続けるタチウオ・アジなどではその恩恵をフルに受けられます。手の痛み・疲れが全く違います - パワーも十分
→ひとクラス上のシーボーグ200Jに劣らないパワーで、指6本サイズのドラゴン太刀魚も難なく引き抜きます
弱み
- 価格が高い
→一つ下のモデルのレオブリッツ200Jはポイントなどで実質5万円台で買えることを考えると、シーボーグ100Jは7〜8万円台と高い - モーター音が大きい(ような気がする)
→シーボーグ100Jに限らず、ダイワ電動リール全般ですが、モーター音が大きい気がします。
周りの人に「今巻き上げてるな」というのが丸わかりで、魚が掛かっていない餌の交換のためだと、周りになんか申し訳ないという気になります。(自意識過剰ですが笑)
ダイワ シーボーグ100Jが向いている人
これらを勘案すると、シーボーグ100Jが向いている人はこんな人です。
- 半日船ではなく1日船での釣りが多い人(長い釣りほど、手の痛み・疲れが少ないという恩恵を受けられる)
- 東京湾など比較的浅場での釣りが多い人(ラインキャパが短めのため深場は向かない)
- 快適さに数万円払ってもいいと思う人(その分、竿や他のリール購入を安く買えばいい!と思える人)
- 巻き上げのモーター音が大きくても気にならない人
かくいう私は、ついに手に入れた理想の電動リールだと思っており、シーボーグ100Jにハマる日々が続きそうです
(その分、竿や手巻きリールはメルカリで安く入手してます)

迷ってたらぜひ!手返しが段違いにあがります



[…] あわせて読みたいダイワ シーボーグ100Jの実釣インプレ!タチ・アジリレーでレビュー あわせて読みたい電動リール&自作バッテリーのデビュー戦 […]
[…] あわせて読みたいダイワ シーボーグ100Jの実釣インプレ!タチ・アジリレーでレビュー […]
[…] Yahooショッピング メルカリ ポチップ あわせて読みたいダイワ シーボーグ100Jの実釣インプレ!タチウオ・アジリレーでレビュー […]