【工具不要10分】マキタで電動リールのバッテリーを自作する方法|9,000円〜で実釣10回クリア
こんにちは。東京湾を中心に船釣りをしている者です。
もしあなたが、
- 電動リールを使いたいけどバッテリーが高すぎて買えない
- 50m以上の深場を手巻きでやっていて、正直しんどい
- 「自作バッテリー」に興味はあるけど、発火事故とか怖そう
こんな悩みを抱えているなら、この記事はあなたのためのものです。
実は、工具一切不要、たった10分で、安全かつ高性能な電動リール用バッテリーを作る方法があります。
しかも費用は、純正品の5分の1以下です。
これは怪しい方法ではなく「正しいパーツ選び」さえできれば、誰でも安全に導入できる方法です。
私が人柱となって検証した結果を、包み隠さず公開します。
地獄の50m手巻き体験と、隣の“天国”
その日は、真夏のタチウオ船でした。気温35℃。立っているだけで汗が噴き出す猛暑日です。
タチウオの指示ダナは水深50〜60m。
しかもこの日は活性が低く、アタリがあっても餌だけ取られることが頻発していました。
つまり、「50m落とす → アタリ → 乗らない → 50m手巻きで回収 → 餌付け」の無限ループです。
3回目くらいまではよかった。でも、10回、20回と繰り返すと、前腕がパンパンになり、リールを巻く手が震えてきます。
暑さと疲労で、意識が朦朧としてくる。「釣りを楽しみに来たのか、何かの修行をしに来たのか……」
そんな私の横で、涼しい顔をして釣っている常連さんがいました。
「ウィーン、シュルルルル……」
彼は指一本でスイッチを押すだけ。電動リールが軽快な音を立てて、自動で仕掛けを回収してくれます。
彼はその間に水分補給をし、余裕を持って次の餌を準備している。
「……いいなぁ」
心の底から思いました。
釣果の差は技術だけじゃない。「道具の力」で体力と集中力を温存できているからこそ、彼はあんなに釣れるんだ。
最大の壁は「5万円の壁」だった
帰宅後、すぐに電動リールの値段を調べました。
リール本体は、まあ高いけれど数年使うと思えば投資できる金額です。
しかし、絶望したのは「バッテリー」の価格でした。
- シマノ純正:約4〜5万円
- ダイワ純正:約4〜5万円
「バッテリーだけで5万……!?」
リールと合わせたら10万円コースです。
お小遣い制のサラリーマンである私には、家族にとても言えない金額でした。
「家族との外食を何回我慢すればいいんだ……」
そう考えると、購入ボタンを押す指が止まってしまったのです。
救世主「マキタ」との出会い
そのとき、電動リールを使っていたベテランさんの言葉を思い出しました。
「仕事でマキタの工具を使うので、工具のバッテリーを流用してるんだよね」
最初は疑いました。
「そんな工事現場の道具で、精密機械の電動リールが動くの?」
「電圧とか違うんじゃないの? 壊れたらどうするの?」
しかし詳しく調べていくと、驚くべき事実が分かりました。
- 電圧が最適: マキタの14.4Vバッテリーは、実は電動リール(12V〜14.8V対応が多い)にとってパワーが出やすい最適な電圧であること。
- 容量が選べる: 互換バッテリーなら6.0Ahなどの大容量が安く手に入ること。
- 専用ケースがある: 防水で、しかもしっかり固定できる専用のアダプターケースが販売されていること。
これだ。これしかない。
【結論】必要なのは“この3つ”だけ

結果として、私が揃えたのは以下の3点だけです。
工具もハンダごても一切不要。ただ「買って、はめるだけ」でした。
| 部品 | 用途 | 相場 |
| マキタ互換バッテリー | 電源本体 | 約3,000円 |
| 専用ケース | 電源ケース | 約3,000円〜5,200円 |
| バッテリー充電器 | 充電用 | 約2,500円 |
合計:約9,000円〜11,000円
純正品の5分の1です。
浮いた4万円があれば、乗船料が3〜4回払えます。高級な竿も買えてしまいます。
このコストパフォーマンスは圧倒的でした。
第1章:厳選パーツリスト
ただし、ここで一番重要な注意点があります。
安ければ何でもいいわけではありません。特にバッテリーは粗悪品を選ぶと、発火や故障のリスクがあります。
私が人柱となり、「サクラチェッカー」で安全性を確認し、実際に10回以上実釣して問題なかったものだけを紹介します。
①マキタ工具用バッテリー
今回の自作で中核となる電源です。
選定理由:
- LED残量表示あり: 船上で「あとどれくらい?」が一目でわかるのは必須機能です。
- 実績: 口コミでの評価が比較的安定しており、突然死の報告が少ないモデル。
もし、遠征釣りや連日釣行で充電できない場合でも、
予備にもう一個買っておけば、2〜3日間は無充電で対応 できます。
②専用ケース
選定理由:
- 防滴ヒューズ仕様: 万が一ショートした際に電気を遮断するヒューズが入っています。これがあるだけで安心感が違います。
- 専用設計: マキタのバッテリーがピッタリはまる専用設計です。
- Yahoo!ショッピングなどで3,000円〜購入可能。
※少し予算があるなら、アルミヒートシンク付きの上位モデルもおすすめです。
③マキタバッテリー用充電器
選定理由: LEDで充電状況が見えるタイプ。充電完了メロディも鳴るので便利です。
互換品ですが実際に20回以上使っており、過熱・異音・充電エラーはなし でした。
第2章:10分で完成する組立手順(写真つき)
自作と言っても、作業は本当にこれだけです。
- ケースから出ているコードの先端を確認する。
- ケースにマキタバッテリーを「カチャッ」と音がするまでスライドさせる。
- 電動リールのワニ口クリップで、ケースの端子を挟む。
以上です。
カップラーメンを待つ間に終わります。
これで、リールの液晶がポッと点灯した瞬間、あなたは感動するはずです。「え、こんなに簡単に動くの?」と。
STEP1:ケースにケーブルを接続する

ケースには電動リール接続用の端子が付属しています。
向きを確認して差し込むだけでOK。
STEP2:マキタバッテリーを接続

ケースの端子に合わせて、マキタバッテリーをスライドして接続します。
- 途中で引っかかる場合は無理に押さず、角度を調整
- “カチッ”と音がすればロック完了
STEP3:電動リールのプラグを接続し通電チェック
ケース側の出力端子((U字の金属)を、電動リールのケーブルのわに口クリップで挟みます。
シマノ、ダイワいずれも使用可能です。
電動リールにつないで、通常通り動けば完成です。

第3章:実釣レビュー(太刀魚1日船で検証)

実際に東京湾のタチウオ船(7:00〜14:00)で使ってみました。
- 水深: 50m〜70m
- 巻き上げ回数: 約50回
- 使用リール: ダイワ・シーボーグ200J
結果:
6時間の釣行を終えて、バッテリー残量は50%(目盛り2つ)残っていました。
純正バッテリーだと、古い鉛バッテリーなどは重くて船べりに置くのも邪魔ですが、このマキタシステムは軽くて小さいため、船縁の餌・仕掛けを置く場所にも置けます。
パワー不足も一切感じません。指一本でウィンウィン巻き上げる快適さ。
何より、「電池切れの恐怖」から解放された状態で釣りに集中できるのは最高でした。

このセットなら
深場6時間+50回巻き上げでも残量50% で非常に安定しています。
唯一のデメリット(正直レビュー)
唯一の弱点は 保証外問題。
電動リールは、純正バッテリー以外を使った場合、トラブル時にメーカー保証が効きません。
ただしこれは売っている互換バッテリーでも同じリスク であり、自作だから特別危険というわけではありません。
(実釣データでも、これまで問題が出たことはありません)
重要な話:安全性と「サクラチェッカー」
最後に、安全性の話をします。
「リチウムバッテリーが発火した」というニュースを見たことがあるかもしれません。
あれは、極端に安い粗悪品が原因のケースがほとんどです。
私は、自分の大事なリールを守るために、必ずサクラチェッカーを使っています。
AmazonのURLを入れるだけで、「やらせレビュー」を見抜いてくれるサイトです。
今回紹介した「Ehomtikk」などは、このチェックを通過し、かつ私が何度も使い実績があるものです。
(もちろん、予算がある方はマキタ純正バッテリーを使えば、安全性は最強です。それでも釣り具メーカー純正より安いです)
運用のコツ
1. 濡らさない: お弁当用のジップロックや100均のポーチに入れる。
2. 使わない時は外す: 移動中などは必ずケースからバッテリーを抜く。
3. 保管: 家では満充電のまま放置せず、少し減った状態で保管する。
これを守れば、トラブルはほぼ防げます。
まとめ:浮いた4万円で、今日は何を釣る?
電動リールのバッテリー問題で悩んでいるあなたへ。
- 5万円の純正バッテリーを買うために、あと何ヶ月お小遣いを貯めますか?
- 手巻きの疲れで、翌日の仕事や家族サービスに影響が出てもいいですか?
この「マキタ化」なら、来週の釣りからすぐに電動リールデビューが可能です。
総額1万円ちょっと。
浮いたお金で、いつもと違う魚を釣って帰ったら
「パパ、今日の釣り楽しかった? また行っていいよ!」
なんて言われるかもしれません。
快適な“指一本”の世界へ、あなたも一歩踏み出してみませんか?
今回紹介したアイテム
①マキタ工具用バッテリー
安い互換バッテリーが多く存在しますが、私が使っているのはLEDライトで電気残量が分かる便利な一品です。(もちろんマキタ純正バッテリーでもOKです)
このバッテリー1個でも1日タチウオを釣って約半分の減りでした。もし数日充電できないようなハードな釣行でも、このバッテリーだけさらに1個追加で買えば2倍使えます
②専用ケース
最も安いケースはYahooショッピングで販売しています。
これでも防水・防滴ヒューズがついているので安心して使えます。(私はこれを使っています)
AmazonとYahooショッピングでは、アルミヒートシンク付きの少し高級なタイプを購入できます。
ケースは上記のどちらかを選びます。(私は安い方を使っています)
③マキタバッテリー用充電器
最後に必要なのはマキタ工具用バッテリーを充電する充電器です。
こちらも互換機が出ています。私が使っているこれは20回以上問題なく使えています。(これももちろんマキタ純正充電器でも大丈夫です)
以上、電動リールの自作方法とおまけでした。
「自作バッテリー試してみた!」という方は、ぜひコメント欄で感想を教えてくださいね!




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[…] 船釣りを始めて1年半、タチウオ釣りを始めたことをきっかけに電動リールを購入し、バッテリーを自作し、デビュー戦に行ってきました。 […]