船釣りで本当に使える酷暑対策グッズはコレ!実釣で確認


真夏の船釣りの暑さ、どうにかならないものか
夏の船釣りは、日かげが一切ないこともあって、暑さとの戦いといってもいいと思います。
今回は、今年手に入れた酷暑対策グッズ「ネッククーラー」「空調服(ファン付きウエア)」「冷感タオル」を、実際の船の上で使ってみました。
釣りものは久々のシロギス。
気温は最高32度と、最近の真夏では低めですが、船の上はじゅうぶん暑い。
結果としては、ファンウェア+冷感タオルが無限に首元が涼しく、船釣りの暑さ対策では最強と分かりました。
船釣り酷暑対策での総合評価
- ネッククーラー
- 空調服
- 冷感タオル
空調服+冷感タオルの組合せ
試した酷暑対策グッズ
今回試した酷暑対策グッズは「ネッククーラー」「空調服(ファン付きウエア)」「冷感タオル」の3つです。
ネッククーラーはテレビ番組でも取り上げられていた、SUOというメーカーのもの。
18度以下に冷やすと再凍結するそうで、必ず氷を入れたクーラーボックスを持っていく夏の釣りにピッタリではないか!と思い購入。

冷感タオルはYoutubeで話題になっていたシーブリーズブランドを購入。

空調服(ファン付きウエア)は、高いが日本製バッテリーを使っていて安心なバートル製にしました。


実釣記
釣り編
釣り場到着まで

釣宿はいつもの川崎「つり幸」。
出港までは、朝食のおにぎりを食べて仕掛けを組みます。
出港は7時。仮眠を取るために船室に入って一眠りし、着いたのは8時頃木更津沖でした。

いつも釣り場までは船室で睡眠不足解消してます
実釣開始
キス釣りは確か3年ぶり。
釣り方を忘れてしまったのでYoutubeで勉強した、オモリを振るわせながら少しずつ動かす、誘い釣りでのチャレンジです。
隣のお兄さんがさっそく1投目で釣り上げている。
焦らずに竿を動かしていると、こちらにもブルブルというアタリが!

やっぱりシロギスはきれいですねー
開始1時間で4匹。そのあとは慣れてきたせいか、1時間10匹にペースアップ。
計24匹釣り上げてこの日の釣りは終了。
投げたら毎投アタリがあったものの、仕掛けが絡んで解いている時間が全体の1/3くらいで、そのぶん損した〜
やはりシロギスは手返しがポイントですね。
それでも、3年ぶりの釣りでこの釣果であれば大満足!
酷暑グッズ編
ベースの服装は、上はラッシュガード+Tシャツ、下は冷感タイツ+短パン、といういつもの格好です。

釣り開始時の8時ころは酷暑対策グッズを使わずとも大丈夫でした。
ネッククーラー
9時になると風も止まりかなり暑い。
というわけで冷凍庫で凍らせてクーラーボックスで運んできたネッククーラーの登場です!

装着した瞬間、思わず「冷たっ!」と声が出ます。
大きな血管が通る頸動脈を冷やすせいか、体全体も冷える感じがします。
これは気持ちいい!!
ただ問題は、炎天下で30分ほど使っていると、中身が溶けて冷たさがなくなるところ。
ここでクーラーボックスに入れて、再凍結させると冷たさが蘇るのですが、手返し命のキス釣りではなかなかそんな時間が取れない。
また時間を取ってクーラーボックスに入れても、再凍結まで待たないといけない。
2個買えば代わりばんこに使えますが、持っていく前の冷凍庫で意外と場所をとるので、我が家では無理そう。
というわけで、とくに手返しが大事な釣り(アジ・シロギスなど)で使うのは、ちょっと厳しいかな、と考えます。
というわけでネッククーラーの
船釣りの酷暑対策としての評価は
冷感タオル
次に使ったのは冷感タオル。

冷感タオルに、ペットボトルの水をかけて、風に当てるようにあおいで首にかけます。
凍っているネッククーラーまでいかないとしても、かなりの冷たさです。
しかし残念ながらその冷たさも風がないとあまり続きません。
気楽に持っていけるという点はいいんですが。
というわけで冷感タオルの
船釣りの酷暑対策としての評価は
空調服(ファン付きウェア)
次にファン付きウェアを着てみた。

空調服は、ファンの位置がハイバックというものを選びました。
これまでの空調服は低い腰の位置にファンがついているのが主流ですが、
ハイバックは肩あたりの高い位置から風を送ることで、脇の下や首に風が抜けやすく、より涼しく感じるそうです。
また、腰巻き型のライフジャケットを使っている自分には、干渉しないハイバックの方が楽そう、ということでこれにしました。
で、実際に、船上でつけてみました。
○いいところ
- ハイバック+半袖ということもあり、スムーズに脇の下を風が流れ(ベストタイプだと流れない)涼しい。
- 首元からも風が流れて汗を冷やしてくれて、少し涼しい。
×イマイチなところ
- 外の暑い空気を取り込むので、劇的に冷えるわけではない
- 汗をかいていないところに風が当たっても帰化熱が奪われず冷えない
というわけで空調服(ファン付きウェア)単体では、「ないよりは涼しいかな」という感じでした。
というわけで空調服の
船釣りの酷暑対策としての評価は
【最強】空調服(ファン付きウェア)と冷感タオルの組み合わせ
冷感タオルは風が当たると帰化熱を奪って涼しい、ということから、空調服と組み合わせて使ってみました。

具体的には空調服を着て、濡らした冷感タオルを首にかけるだけ。
これが最強でした。
首にかけた冷感タオルに空調服から首に抜ける風が当たり、冷感タオルが帰化熱で無限に冷たい。
タオルが乾くまでかなり時間がかかりますが、それでも乾いてしまったら水をかけると復活です。
そのとき、水は多めにかけて、タオルを空冷服の中にしまうのがおすすめです。
中の服も濡れて、空調服の風で涼しさを感じることができます。
というわけで、空調服と冷感タオルの組合せは、
船釣りの酷暑対策としては
空冷服+冷感タオル利用時の注意点
冷感タオルを冷やすためには当然ながら水が必要です。
船の上では、海水はふんだんにありますが、真水が出てくる蛇口はありません。
なので冷感タオル用に水を持っていく必要があります。
飲み物に加えて、冷感タオル用に水のペットボトルを1本〜2本持っていく必要があります。
まとめ
夏の船釣りの酷暑対策としては「空調服(ファン付きウェア)」と「冷感タオル」の組み合わせが最強。
タオルを濡らすための水を余分に持っていくことをお忘れなく。
Youtubeでも話題になっている冷感タオル。

空調服(ファン付きウエア)の老舗はバートル。ファン+バッテリーが高いので型落ちを狙うのもありだと思います。



