ダイワ シーボーグ100Jを徹底比較:vsシーボーグ200J、シマノフォースマスター200

これを目にしたということはシーボーグ100Jが気になっているということだと思います。
この記事では、ダイワの最軽量電動リール「シーボーグ100J」を、近いモデルの「シーボーグ200J」と「シマノ・フォースマスター200」と徹底比較します。
この記事を読むと、「自分の釣りに本当にシーボーグ100Jが向いているのか」が分かるはずです。
ダイワシーボーグ100Jと200Jの比較
シーボーグ100Jと200Jの違い
シーボーグ200Jは2022年登場、当時最軽量で490gと当時は衝撃の軽さでした。
2年後の2024年に登場したシーボーグ100Jは、さらに軽い375g。
ただその分、パワーや糸巻き量は200Jに劣ります。
まとめると「軽くて小さい100J」、「パワーがあり100m超も行ける200J」と言えます。
シーボーグ 100J | シーボーグ 200J | |
重量 | 375g | 490g |
体積 | (200J比▲20%) | – |
巻取り長さ | 54cm/回転 | 55cm/回転 |
ギア比 | 5.1 | 5.1 |
巻糸(PE) | 1号300m,1.5号200m, 2号150m | 1.5号450m,2号300m, 3号200m |
最大ドラグ力 | 7kg | 10kg |
巻上速度(1kg負荷) | 130m/分 | 155m/分 |
長さは6.3mm、高さは8.9mmと少しの差に見えますが、体積は100Jの方が20%も小さいとのこと。

なお、シーボーグ100Jのおすすめ釣りものとしては以下が挙げられています。
これは200Jも同じかと思います。
- 関東:タチウオ、アマダイ、ヒラメ、イサキ、マルイカ、ライトアジ、マダイ、ショウサイフグ、カワハギ
- 東北:カレイ、タイラバ
- 関西・東海:タチウオ、タイラバ、アジ、アマダイ(アマラバ)、カワハギ
- 北陸:イカ(イカメタル)、タイラバ、アマラバ
- 九州:マダイ(タイラバ)、イカ(イカメタル)、タチウオ

シーボーグ100Jが向いている人、200Jが向いている人
シーボーグ100Jが向いている人
シーボーグ100Jは、「比較的浅場(20m〜100m)で、竿を動かし続ける釣りをする人」に向いています。
東京湾でいうと、タチウオ・ライトアジ・ショウサイフグ・カワハギを狙う場合。
ちなみに、私は東京湾のタチウオ(テンビン釣り)で、シーボーグ200Jを1年使い、その後シーボーグ100Jを使いました。
テンビン太刀魚は常にしゃくる必要があります。
シーボーグ200Jを使っていてつらかったのは、手が小さい自分にはリールが大きすぎたらしく、時間が経つと手が痛くなってくること。
100Jを初めて持ったときの感想は「軽っ!小さっ!!」。
そのおかげで1日しゃくり続けても手が痛くなることなく釣り切ることができました。

シーボーグ200Jが向いている人
シーボーグ200Jは、「100m以上で根魚を狙ったり、より大物を狙う人」に向いていると言えます。
PEで1.5号が450m、2号でも300m巻けるので、100mを超える深さでも安心感があります。

ダイワ シーボーグ100Jとシマノ フォースマスター200の比較
シーボーグ100Jとフォースマスター200の違い
ダイワのシーボーグ100Jは375g、シマノのフォースマスター200DHは385gと軽さはほぼ互角。
違いは、糸巻き量(PE2号で200mと150m)やギア比(ローギア5.1とハイギア8.2)もありますが、なんといっても電動リールの機構(ダイワのJOGレバーとシマノのタッチドライブ)です。
「直感的に使えるJOGレバーのシーボーグ100J」、「速度制御がしやすいタッチドライブのフォースマスター200」と言えます。
シーボーグ 100J | フォースマスター 200 | |
重量 | 375g | 385g |
巻取り長さ | 54cm/回転 | 66cm/回転 |
ギア比 | 5.1 | 8.2 |
巻糸(PE) | 1号300m,1.5号200m, 2号150m | 0.8号270m,1号220m, 1.5号150m |
最大ドラグ力 | 7kg | 5kg |
巻上速度(1kg負荷) | 130m/分 | 148m/分 |
電動機構 | JOGレバー | タッチドライブ |
ダイワ JOGパワーレバー

ダイワの巻上げ機構は「JOGパワーレバー」という名前。
親指でレバーを倒すだけで微速〜全速まで直感操作で、サミング位置から指を動かさず片手完結。
初見でも迷わない電動のiPhone的操作感が特徴です
シマノ タッチドライブ

シマノの巻上げ機構はタッチドライブという名前。
速度増減はボタン操作で、指一本で巻き上げを制御します。
両方触った感覚はこちらの記事で紹介しています。
シーボーグ100Jが向いている人、フォースマスター200が向いている人
電動機構に特にこだわりがない(かつ予算が許す)なら、「ダイワ シーボーグ100J」を買っておけば間違いないです。
シーボーグ100JならPE1号300m,1.5号200m巻けるし、JOGレバーは直感的に使えるため。(フォースマスター200だと1号220m,1.5号150m)

「シマノの電動機構(タッチドライブ)が好き、もしくは電動リールにかけるお金はおさえたい」場合は「フォースマスター200」という選択肢はありかもしれません。
(2025年8月時点Amazonでは、シーボーグ100J: 8.4万円、フォースマスター200: 5.3万円)

ダイワ シーボーグ100Jは向いているのはこんな釣りをする人!
シーボーグ100Jが向いているのは、「比較的浅場(20m〜100m)で、竿を動かし続ける釣りをする人」です。
東京湾でいうと、タチウオ・ライトアジ・ショウサイフグ・カワハギを狙う場合。
その他にもこのような魚を釣ることが多いならシーボーグ100Jがおすすめです。
- 関東:タチウオ、アマダイ、ヒラメ、イサキ、マルイカ、ライトアジ、マダイ、ショウサイフグ、カワハギ
- 東北:カレイ、タイラバ
- 関西・東海:タチウオ、タイラバ、アジ、アマダイ(アマラバ)、カワハギ
- 北陸:イカ(イカメタル)、タイラバ、アマラバ
- 九州:マダイ(タイラバ)、イカ(イカメタル)、タチウオ
ただ問題は高くつくところなんですよね。
こればっかりは快適さの代償として、どうしようもないところです。

私は竿や手巻きリールを入手するとき、メルカリを使って費用をおさえてます



[…] […]
[…] […]